トリニダード・トバゴのカーニバルは、大音量の音楽が街中に響き渡っている。
音楽に合わせて踊り、陶酔しながらひたすら練り歩いていく。
恍惚した非日常の時間はカーニバルだけであり、終わったら静かな日常が戻ってくる。
「ハレとケ」はどこにいても一緒なんだなと思った。
ご存知のように「ハレ」は非日常、「ケ」は日常のこと。
あんなに騒がしかったクインズパーク・サバンナという公園にも、いつもの穏やかな場所へと戻る。
学生がクリケットの練習をしている、玉を打つ渇いた音が響いているのが印象的だった。
そんな「ケ」の部分、穏やかな日常を描いた。
(2018.4.30)
■「in my room」のセルフライナーノーツを掲載しています■
#01 Mt. Autumnについて(2018.4.27)
#02 River Calypsoについて(2018.4.28)
#03 Tide Turnsについて(2018.4.29)
#04 Savannahについて(2018.4.30)
#05 The Whole Skyについて(2018.5.1)
#06. Yummy Tummyについて(2018.5.2)
#07 Baby Toneについて(2018.5.3)
#08. 七つの子について(2018.5.4)